フォトウェディングは結婚の記念を写真に残せるものですが、最近では食事会付きのプランを選ぶ方も増えています。とはいっても「写真撮影から食事会までの流れはどんな感じ?」「食事会を一緒に行う必要はある?」と感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、食事会付きフォトウェディングの種類や当日の流れ、食事会を一緒に行うメリットなどを解説します。3つの注意点も紹介しているため、素敵な思い出作りにお役立てください。
食事会付きフォトウェディングとは
はじめに食事会付きフォトウェディングとはどういうものなのか、その種類や少人数結婚式との違い、当日の流れについて解説します。
家族と過ごす新しいフォトウェディング
食事会付きフォトウェディングとは、新郎新婦でフォトウェディングを行ったあと、家族や親しい友人たちと一緒に食事会をするというものです。なかには、家族と一緒に写真撮影を行う場合もあります。
ドレスを着用したまま食事会へ参加もできるフォトウェディングは、結婚式代わりに実施する方が増えています。「結婚式をする予定はないけれど、家族に晴れ姿を見せたい」のような方にもぴったりでしょう。
食事会付きフォトウェディングの種類
食事会付きフォトウェディングには、おもに以下の3種類があります。
- 写真撮影をした会場やスタジオで食事会を行う
- 写真撮影をした会場やスタジオとは異なる場所で食事会を行う
- フォトウェディングと食事会を別日に行う
食事会付きフォトウェディングのプランを選んだ場合、同じ会場内で食事会を行うことが一般的です。
キッチン設備がない、もしくは会場内での飲食が禁止されている場合は、会場とは違う場所で食事会を行うことになります。スタジオと提携している飲食店を紹介してもらえることもありますが、食事会にもこだわりたい方は個別に予約するとよいでしょう。
個別に予約するメリットは、食事会に招く人数や食の好みに合わせたお店を選べることです。一方で、撮影時間や移動時間を含めたタイムスケジュールを考える必要がある、というデメリットもあります。
また、「海外でフォトウェディングを行う予定」「食事会ができる会場が近くにない」などの場合は、食事会を別日にすることも視野に入れてみてください。
少人数結婚式との違い
食事会付きフォトウェディングは少人数結婚式と似ていますが、その大きな違いは「何をメインにしているか」です。
食事会付きフォトウェディングのメインは、結婚の記念を写真に残すことです。一方で結婚式は、挙式や披露宴を行うことをメインにしています。
そのため「思い出となる写真を残したいか」「アットホームな雰囲気で結婚式を行いたいか」など、お二人の希望する形をよく話し合い、最適な方法を選ぶことが大切です。
食事会付きウェディングフォトの当日の流れ
食事会付きフォトウェディングの当日の一般的な流れは、以下のとおりです。
- 新郎新婦のヘアメイクや着付け
- フォトウェディングの撮影
- ゲストが食事会の会場に集合
- 撮影後の新郎新婦が食事会の会場に登場
- 食事会の実施
両親への手紙の朗読や花束の贈呈といった披露宴のような演出を入れると、より心に残る食事会となるでしょう。
食事会付きフォトウェディングのメリット
フォトウェディングのみでも素敵な思い出になりますが、食事会を一緒に行うことでまた違った良さが出てきます。
以下では、フォトウェディングと食事会を一緒に行うメリットを3つ紹介します。
コストパフォーマンスが高い
一般的な結婚式と比べると、費用はかなり安く済みます。大切な人たちにドレス姿を見せられ、さらにおいしい食事で参列者をおもてなしできる食事会付きフォトウェディングは、コストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
また、参列者を親しい人のみに限定できるため、一人ひとりにしっかり感謝を伝えられます。そのほか、先ほどもお伝えしたように、両親への手紙の朗読や花束の贈呈といった、披露宴のような演出ができるのもうれしいポイントです。
カジュアルな雰囲気で開催できる
食事会付きフォトウェディングは、結婚式よりも堅苦しくなく、カジュアルな雰囲気で開催できるのもメリットの一つです。
小さいお子さまがいる場合、「子どもを一緒に連れて行っても大丈夫かな……」と不安になることもあるかもしれません。しかし、食事会付きフォトウェディングには身近な方や本当に親しい友人しかいないため、気軽に参加してもらいやすいでしょう。
「結婚式のような形式ばったものはやりたくない」というお二人からも、自由度が高く、自分たちらしい写真を残せるフォトウェディングは人気を集めています。食事会付きであれば、お二人の姿だけではなく、ゲストと一緒に食事を楽しむ自然体の姿も撮れます。
写真撮影からの参加も食事会のみの参加も可能である
食事会付きフォトウェディングでは、写真撮影の段階から立ち会ってもらうことも、食事会のみ参加してもらうことも可能です。
事前に人数を把握しておく必要はあるものの、食事会に途中参加できる場合もあるため、「保育園に子どもを預けてから食事会に行きたい」といった友人・知人も招待しやすいでしょう。
なお、会場によっては「撮影は新郎新婦のみ」としているケースもあります。撮影に参加予定のゲストがいる場合は、事前に会場へ確認しておきましょう。
食事会付きフォトウェディングの注意点
食事会付きフォトウェディングは魅力的な部分が多いですが、注意したい点もいくつかあります。意識しておかないと、ゲストに不満を抱かせる可能性も。
特別な日にするためにも、以下の点を必ず覚えておきましょう。
招待する人や人数をきちんと決めておく
食事会付きフォトウェディングに招待する人数によって、選ぶべき会場や費用が変わってきます。そのため、事前に人数を絞ったうえで招待者に連絡し、スケジュールを調整したうえで、正式に会場を予約するようにしましょう。
その際は、どのようなゲストを呼ぶかにも注目してください。例えば、小さいお子さま連れの方がいる場合は、おむつ交換ができる場所や授乳スペースのある会場を選ぶのが望ましいです。ベビーカーの置き場所も確認したほうがよいでしょう。
親や祖父母など高齢の方が撮影に参加する場合は、待ち時間に座れる場所を確保するといった配慮も大事です。
フォーマルな対応も心がける
カジュアルな雰囲気で行える食事会付きフォトウェディングですが、カジュアルになりすぎると特別感が薄くなってしまいます。食事会後に伝える挨拶文を考えたり、手土産を用意したりするなど、フォーマルな対応も心がけると参列者の満足度が上がるでしょう。
挨拶文には、両親への感謝の気持ちや今後の展望などを入れます。
手土産は必須ではないものの、両親と会う機会が少ない場合は、用意しておくことをおすすめします。両親に気をつかわせないよう、1,000~2,000円程度の菓子折りを選ぶのが無難です。
会場へのアクセス手段や時間を確認する
心に余裕を持って撮影に挑むためにも、会場へのアクセス手段や移動時間を確認しておくことが重要です。撮影や着替えに時間がかかると、ゲストを待たせてしまう可能性もあります。
遠方から親族を招く場合は、アクセス手段が豊富だったり駅近だったりと、誰にとっても行きやすい会場を選ぶのが理想的です。
特に注意したいのが、フォトウェディングの撮影場所と食事会を行う会場が異なる場合です。2つの会場の距離や、会場付近の駐車場の有無なども調べておき、ゲストに負担をかけないようにしましょう。
ラヴィファクトリーの食事会サービスとおすすめの会場を紹介
ラヴィファクトリーでも、新郎新婦の思い出の一つとなるよう、素敵な食事会や会場をご用意しています。
ここでは、ラヴィファクトリーで提供している食事会サービスとおすすめの会場を紹介します。
ラヴィファクトリーの食事会サービスについて
ラヴィファクトリーでは、施設内にある提携会場での食事会が可能です。そのため移動の手間がかからず、参列者の皆様も安心できるかと思います。
また、お好みに合わせて洋食・和食・和洋折衷プランを選べます。お子さまメニューやワンちゃん用のメニューなど多様に用意していますので、幅広い方に楽しい時間を過ごしていただけるでしょう。
ラヴィファクトリーのおすすめ会場
ラヴィファクトリーのおすすめ会場は、おもに3つです。会場選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
小さな結婚式
小さな結婚式では、素敵なドレス・タキシードを着てフォトウェディングを撮影できます。特におすすめの店舗は以下のとおりです。
白を貴重としたチャペルやモダンな雰囲気が漂うチャペルなどがあるため、お二人の撮りたい写真に合わせて選ぶとよいでしょう。
- 横浜店
- 京都店
- 大阪ハービスエントENT店
- 神戸モザイク店
- 福岡店
沖縄イル・ド・レ チャペル(ブルーインフィニティ)
沖縄県の恩納村にある「イル・ド・レ」は、チャペルとレストラン、ウェイティングルームなどが一体となった一軒家のようなカジュアルレストランです。フレンチ・和洋折衷の料理をお楽しみいただけます。南国の心地良い環境のなか食事会を楽しめ、参列者にとっても特別な時間となるでしょう。
東京・お台場チャペル
東京・お台場チャペルに併設されている「FARMS' KITCHEN MIKIKE」は上品な雰囲気のあるレストランで、和洋折衷の料理をお楽しみいただけます。昼間と夜とでは印象ががらりと変わり、両家顔合わせや同窓会などさまざまなシーンで利用可能です。
まとめ
食事会付きのフォトウェディングでは、フォトウェディングを撮影したあと、家族や親しい友人とともに食事会を楽しめるうえ、結婚式よりもリーズナブルに開催できる点がメリットです。スムーズに開催するには、招待する人数や会場までのアクセス手段などを、必ず事前に確認しておきましょう。
ラヴィファクトリーでは、フォトウェディングに関する要望に柔軟に対応しています。「こういうことがしたいけれど、実際できるのかな……」「素敵な写真を撮りたいが、具体的なプランが決まっていない」などの方は、ぜひお気軽にご相談ください。