「結婚の記念に特別な思い出を残したい!」
そう考えたとき、真っ先に結婚式を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、結婚式を挙げるとなると、準備や費用の負担が気になる方も多いようです。
なかには、結婚スタイルについて詳しく知らないまま、結婚式の開催を諦めている方も少なくありません。
そこで今回は、近年話題のフォトウェディング(フォト婚)について詳しく解説します。
「立派な結婚式をリーズナブルに挙げたい方」、「フォト婚のメリット・デメリット、相場費用などが知りたい方」ぜひ参考にしてください。
【目次】
人気急上昇中のフォトウェディング (フォト婚)とは?
まずは、フォト婚(フォトウェディング)とはどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。
フォトウェディング(フォト婚)の意味
フォト婚とは、結婚式を行なわないカップルが、ウェディングドレスや和装を着て写真撮影を行なうことです。
フォト婚と間違われやすいものとして、「前撮り」「後撮り」があります。これらは結婚式を挙げることが前提で、結婚式とは別の日に行なわれるものと理解しておきましょう。
前撮りや後撮りは、「結婚式は洋装だけど、和装も着たい」というカップルに人気があります。結婚式の代わりとして行なわれるフォト婚とは、そもそも目的が少し異なるというわけです。
写真撮影がメインのフォトウェディングは、比較的新しい結婚スタイルですが、最近は「結婚の思い出をしっかりと残したい」というカップルからも注目されつつあります。
これからの結婚式の「新しい形」になる可能性も
近年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、結婚式の在り方にも大きな変化が見られました。少人数婚やオンライン婚などの選択肢が出てくるなかで、特に注目を集めたのがフォト婚です。
コロナ禍という状況が続くなかで、「結婚式の費用をできるだけ抑えたい」というニーズも増えてきました。フォト婚や少人数婚などを選ぶカップルが増えたことから、「10年後のトレンドが、コロナ禍によって早めに到来した」という見方も出ています。
フォト婚の魅力・フォト婚ならではのメリットとは?
続いては、フォト婚の魅力やメリットについて解説します。
フォト婚の費用相場は15万円前後 結婚式より費用が抑えられる
ブライダル総研の『ゼクシィ 結婚トレンド調査2021」によると、挙式・披露宴・ウェディングパーティー総額の平均は292万3,000円という結果でした。フォト婚ではどうでしょう。フォト婚の平均費用は、21万円前後です。
スタジオ撮影の場合は3~10万円程度、ロケーション撮影の場合は10~25万程度が目安となります。
数百万単位で費用がかかる結婚式に対して、フォトウェディングは圧倒的にリーズナブルです。予算の関係で結婚式を諦めていたカップルでも、思い出に残る立派な結婚式を実現できるでしょう。
フォトウェディング費用の詳細については、以下の記事をご参照ください。
さまざまな理由で結婚式が挙げられなくても、幸せな瞬間を記念に残せる
コロナの影響、結婚式費用の負担以外にも、授かり婚・再婚などの理由によって、結婚式を断念する方が多くいらっしゃいます。
しかし、結婚式を諦めた方のなかには、「本当は結婚式をしたかった……」「あのとき写真だけでも残しておけば……」と後悔する方も少なくありません。
結婚式に少しでも興味があるなら、『写真で叶える結婚式』を検討してみてはいかがでしょうか。フォトウェディングであれば形に決まりはないため、下記のようなあらゆるニーズに対応できます。結婚記念の写真をしっかりと残しておくことで、時間が経ってからでもその日の幸せな瞬間を生涯思い返すことができるでしょう。
- 「チャペルで指輪交換のシーンを」(儀式x写真)
- 「ハネムーン先でドレスを着て撮影する」(旅行x写真)
- 「両親との会食の場を撮影する」(会食x写真)
- 「お父さんと歩くバージンロードを」(親孝行x写真)
少人数で準備の手間が少ない(ゲストのスケジュールも合わせやすい)
フォトウェディングでは家族を含め、基本的には少人数での集まりとなります。ゲストを招待しないため、自分たちの都合に合わせて自由に日取りを決めることが可能です。
フォトウェディングであれば、準備にもそれほど時間がかかりません。スタッフとの打ち合わせ回数も少なく済むため、「仕事が忙しくて余裕がない」「子どもがいるので準備は簡単に済ませたい」というカップルからの支持もますます増加しているようです。
フォトウェディングのデメリットは?
フォトウェディングの場合は、大人数の前でのお披露目がないため、結婚したという実感が湧きにくいという声もあります。そのため、家族や親戚、友人から盛大にお祝いをしてもらいたいという方には不向きかもしれません。
さらにフォト婚の場合には、相手の親族と顔合わせをする機会がなくなってしまうのもデメリットの一つです。場合によっては、親戚の家を個別に訪ねて、あいさつ回りをカップルもいるようです。
また、フォト婚の場に呼ばれなかった方から、「結婚式に参列したかった」と言われるケースもあります。結婚式の代わりにフォト婚を行なう場合は、新居へ転居する際に、ゲストとして呼べなかった親しい方々に対して、結婚報告のハガキやSNSでの写真報告を出しておくとよいでしょう。
フォトウェディングは基本的にメリットが多いといえますが、大切なのは家族や親戚、親しい友人への義理を欠かないことが大切と言えそうです。
知っておきたいフォト婚の相場費用・プランの内訳
続いては、フォト婚の相場費用やプランの内訳について、以下のポイントを押さえておきましょう。
基本のプランに含まれているのは?
フォトウェディングの契約をする際は、基本プランとオプションの仕組みを前もって理解しておく必要があります。
一般的なフォトウェディング(写真撮影のみ)の場合、基本プランの内訳は以下のとおりです。
- 撮影代
- 衣装代
- ヘアメイク代
- (小物・アクセサリー代)
- 写真データ代
フォトウェディングは基本プランのみで行なうこともできますが、オプションを自由に付け加えることもできます。基本プランであれば5~10万円程度から申し込めるものの、オプションを追加すればするほど費用負担も大きくなるというわけです。
オプションになるのは?
フォト婚のオプションとして、以下の例が挙げられます。
- 写真のカット数を増やしたい
- 写真の焼き増しをしたい
- アルバム制作やプリントをプロに依頼したい
- 衣装の数を増やしたい
- 衣装をグレードアップしたい
- 衣装や小物を持ち込みたい
- ヘアメイクのリハーサルをしたい
- 生花のウェディングブーケを持ちたい
- (チャペル等)基本プランに含まれていない場所で撮影したい
- 土日祝日に撮影したい
なお、一般的には、スタジオ撮影よりもロケーション撮影のほうが、費用相場が高くなる傾向にあります。ロケーション撮影の場合は、チャペルなどの施設使用料、出張費、タクシー代などが必要となるケースもあるため、事前の確認が必要です。
おすすめの人気オプション
フォト婚といえば、「二人だけで撮影をするもの」というイメージがある方も多いかもしれません。しかし、最近のフォト婚では、以下のようなオプションも人気があります。
オプション① ペットと一緒に撮影するプラン
ペットも大切な家族の一員です。一緒に結婚記念の思い出を残しましょう。
オプション② 家族や兄弟と一緒に撮影するプラン
家族や兄弟を招待すれば、ウェディングドレス姿や白無垢姿で掛け替えのないゲストとの時間を過ごすことができます。
オプション③会食付きプラン
会食付きのフォトウェディングなら食卓を囲み、幸せな日の喜びを家族や友人と分かち合えるでしょう。
後悔なんてしたくない!フォト婚を大満足に導くポイントとは?
せっかくフォトウェディングをするなら、一生の思い出として美しく残るような、満足できる内容にしたいですよね。ここではよくある失敗談から、後悔しないためのポイントを紹介します。
プラン内容と追加料金の確認
フォトウェディングの費用を安く抑えたいという気持ちが先走って、格安プランを急いで契約してしまう方もいます。しかし、格安プランは必要最低限の内容しか含まれていないことがあるため、十分注意が必要です。
契約前に、プラン内容と追加料金の詳細について、しっかりと確認しておきましょう。衣装や小物の持ち込み料金、衣装の数や種類、写真の撮影カット数、土日祝日の追加料金など、確認すべきことがあります。
格安プランを選んで節約するつもりでも、打ち合わせを進めていくうちに追加料金が次々に発生して、最終的に金額が高くなってしまうことも少なくありません。見積もり金額をその都度確認しながら、予算内で収まるように気を付けましょう。
希望するイメージの共有
プロのヘアメイクアップアーティストやカメラマンが担当する場合でも、希望するイメージを共有しておくことが大切です。理想のウェディングを実現するためにも、衣装・ヘアメイク・写真のポーズなど、仕上がりのイメージを積極的に伝えるようにしましょう。
なお、イメージ通りの仕上がりにしたいなら、事前に試着やリハーサルメイクをしておくのがおすすめです。自分の好みがわからないときは、ウェディング関連の雑誌やWebサイトを見て、好みの雰囲気のものを探しておくとよいでしょう。
打ち合わせやリハーサルの時間を確保する
フォトウェディングを成功させるためには、事前の打ち合わせとリハーサルがとても重要です。たとえ衣装やヘアメイクの技術に問題がないとしても、その人の雰囲気に合ったものでなければ、どこか物足りない印象に映るかもしれません。
衣装を選ぶ際には、デザインの好みだけで選ぶのではなく、実際に一度試着してみることをおすすめします。質感を確かめながら、鏡に映る自分の姿をチェックすることで、自分にぴったりの衣装を見つけられるでしょう。
ヘアメイクについても、事前のリハーサルをしておけば安心です。ヘアメイクリハーサルを行なわない場合は、ヘアスタイルの画像を事前に用意しておけば、説明もスムーズに進みます。
約束したことをメールやメモなどで残す
フォトウェディングの打ち合わせをするだけなら、電話でも問題はありません。ただし、のちのちのトラブルを避けるという意味でも、メールまたは書面で内容を残しておいてください。
細かな記録を残しておくことで、写真スタジオのスタッフとの認識の相違を防ぐことができます。万一、スタジオ側のミスでトラブルが起きてしまった場合にも、「約束したことと違う」と伝えることができるでしょう。
なお、フォトウェディングの失敗談について詳しく知りたい方には、以下の記事もおすすめです。
フォト婚にして正解!先輩花嫁・花婿の声
最後に、実際にフォト婚を選択した先輩花嫁・花婿の声を紹介します。
先輩花嫁・花婿の声①
費用を抑えて、自分好みの衣装・ヘアメイクで撮影ができ、大満足でした!
ウェディングドレスに加え、憧れだった和装も、2着も着ることができました。
盛大な結婚式にこだわらないのであれば、絶対におすすめの選択肢だと思います。
先輩花嫁・花婿の声②
ふたりの思い出の場所でロケーション撮影をしたので、一生の思い出になりました。
さらにカメラマンさんのご厚意で、スマホで家族のオフショットも撮ってもらえて、フォトウェディング撮影日が私たちの結婚記念日となりました!
先輩花嫁・花婿の声③
コロナ禍で結婚式の開催は泣く泣く諦めましたが、家族に晴れ姿を見せられたのがなにより嬉しかったです。特におばあちゃん、おじいちゃんが喜んでくれました!先輩花嫁・花婿の声④
フォト婚では写真がメインになるため、アルバムに残すとっておきの写真を自分たちでじっくり選べたのがよかったです。ウェディングドレス姿と一緒に撮った家族全員での写真を、今でもリビングに飾っています。
先輩花嫁・花婿の声⑤
ウェディングドレスも色打掛、白無垢も全部着たいし、人気スポットで撮影したい、そしてできれば、年賀状に使える写真も撮って欲しいなど、かなりわがままを言いましたが、すべて叶えていただき、最高でした!皆さんにおすすめしたいです。
お二人の最高の瞬間を永遠に
- チャペルでの撮影
- ホテルでの会食
- ハネムーン先でのフォトウェディング……
全国各地、海外にも拠点があるラヴィファクトリーであれば、あなたのお近くのスタジオでフォトウェディングが可能です。フォトグラファーだけでなく、インポートを含む最旬のウェディングドレス、本格打掛など和装も充実。まずはお近くのスタジオの撮影事例から、撮影の様子や写真の仕上がりをチェックしてみてください。
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